糖尿病の人が飛行機に乗るときに要る手続き

 糖尿病の人の中で持続型血糖測定器を使っている人向きの記事です。

 持続型血糖測定器は、糖尿病患者が日常的に血糖値をモニタリングするための便利な医療機器です。この装置は皮膚にセンサーを挿入し、一定の期間(通常は数日から数週間)にわたって連続的に血糖値を測定します。持続型血糖測定器は、インスリンの調整や食事管理に役立ちます。

 この持続型血糖測定器は高度管理医療機器に分類され、基本的に飛行機に乗るときに申請がいります。インスリン単体の場合は基本的に申請はいらないそうです。ただ、保安検査の時は係の方に一言伝えたほうが無難です。(航空会社により対応が違うので予約前に確認した方が無難です。)

・要事前申請

(当日申請の場合、搭乗を断る場合があるため、必ず事前に指定の部署に届け出ること。)

JAL(予約の便を伝えると配慮してくださるそうです。)
ANA(事前申請の上、当日に目視検査がある場合がある)
エアカナダ(詳細を伝えたらOKもらえた。リチウムイオン電池の容量等を気にしているようだった。リチウムイオン電池で墜落事故が起きているため、神経質になるのは言うまでもないか…。)
カナディアンノース(申請用のフォームがある。)
天草エアライン(医師の診断書及び医師、看護師の同伴がいる。)
ピーチアビエーション(事前申請したら搭乗可能だそうです。)

保安検査(ここは全航空会社共通)

 金属探知機を通る前に必ず係の人に伝えます。

(外国の場合は医師の診断書を見せて伝えます。片言とジェスチャーだけでも伝わる場合はありますが、現地語をある程度話した方が無難です。)

 ちなみに、通った時に引っかかる場合と引っかからなかった場合があるので機械によって異なるかも…。(事前に伝えたうえで通るよう指示されたので通ったら引っかかった時と引っかからなかった時がありました。)

 その場合はだいたい同性の検査官の接触検査か小型の金属探知機の検査でした。

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