方法論関係が目当ての方は読まないほうをお勧めします。そのたぐいの文章は少ないです。
読んでいて、人類学おもしれー。と思いました。
また、読んでいて思った部分があります。欧米が自分の考えをほかの地域に導入しようとして失敗した話が描かれていました。主な例はエボラウイルス症(かつてのエボラ出血熱)です。
一つ思い出したことがあります。エアカナダ797便火災事故の事故報告書の最後の付録部分に「Petition for Reconsideration of Probable」があります。事故報告書は、一度公表後にパイロット組合から書き換えの嘆願書が事故調査委員会(NTSB)に提出されてますが(詳細書くと長くなるため割愛しますが、事故に関して非がない操縦士達をあたかも事故の元凶であるかのように非難する文章があったため)、この中に副操縦士の報告書があります。その一節に「It is not easy, I admit, to have this sense of reality when one was not in the action but necessary.」という部分があります。それに似ているような気がしました。
トランプとヒラリーの選挙の真相も書かれています。ビッグデータやデータサイエンティストが結構選挙にかかわっていたのと同時に、インターネットから離れる時間をとって自分の考えについて考えてみる時間を持ったほうがいい気がしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
(一部引用:AIRCRAFT ACCIDENT REPORT(AIR CANADA FLIGHT 797 MCDONNELL DOUGLAS DC-9-32, C-FTLL GREATER CINCINNATI .INTERNATIONAL AIRPORT COVINGTON, KENTUCKY
JUNE 2, 1983) NASTIONAL TRANSPOWTATION SAFETY BOARD 発表)