「日本政治 コロナ敗戦の研究」の感想です。
長期政権の弱点が浮き彫りになっていました。簡単に言うと、イエスマンで固めてしまったがゆえに政権自体が弱くなってしまった点が描かれていました。
自民党の強みの一つは、いろいろな意見の人がお互いに切磋琢磨していた点です。これのおかげで激動の時代を乗り越えてこれました。
しかし、自分の党どころか、官僚人事にも手を出してイエスマンで固めてしまいました。
霞が関の離職率が高い原因の一つも政権とは別の意見の人が追い出されてしまった点があると思います。キャリア官僚クラスだと能力が高いので、民間企業からも引く手あまたです。何らかの事情がない限り省庁に縛られる必要もないですしね。
この点を改めたらどうにかなるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。