サービスを褒めると良いことが起きることがある、というお話です。
旅館の食事処にあった箸
かなり前のことになりますが、ある旅館に泊まりました。その旅館では朝食と夕食を食事処でとるスタイルでした。連泊したのですが、初日の夕食時に気づいたことがありました。箸が左利き用に置かれていたのです。
テーブルの一番手前に箸が置かれているのですが、右利き用と左利き用では置き方が違います。通常は右利き用に置かれています。
ところで、私は箸や筆記用具を左手で使います。しかし、旅館ではそのことを一切話していませんでした。
驚いた私は、食事の後に最後のお茶を持ってきてくれた方に「何も話していなかったのに左利きだと気づいてくれたんですね。すごいです。」と感想を伝えました。
何も話していないのに左利きだと気づいた理由
その時、その店員さんがなぜわかったのか教えてくれました。
チェックインの際に私が書類を左手で書いていたことをフロントの方が伝えてくれたそうです。それで、箸を左利き用に置いてくれたのです。
さらに、次の日の食事がアップグレードされていました。
良いサービスを褒めること
おそらく、褒めたのが良かったのだと思います。(ちなみに、海外のとあるレストランで非常に良いサービスを受けて同じことをした時にも少しおまけしてもらえたことがあります。)
そういえば、同じようなことをしていて、普通の定食屋でも料亭のような待遇を受けていた富豪もいたそうです。
もしかしたら、本当にすごいと思ったことを伝えると良いことがあるかもしれません。あくまでわざとではなく、本当にそう思った時に伝えるのがコツです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。