誰かに支えられている

 「家主と地主 2021年7月号」の感想です。

不動産投資の終わらせ方

 不動産投資家は時期はともかく最後に手じまいしますが、その手じまい方法についての落とし穴について書かれている部分が印象に残りました。

 簡単に書くと、ヤバイ業者に物件が安く買いたたかれる場合があるので、できる限り複数の業者に査定してもらうほうがいいです。

 特に、自分で探した物件ではなく、人に勧められて買った物件はそうしたほうがいいです。人から勧められた物件の中にはいわゆる詐欺物件で相場よりも異様に高い値段で買わされている場合があります。その場合はいわゆるカモリストに名前とかが載ってしまっていて、手じまいの時に異様に安い価格でたたき売らされる事例があるそうです。

 これから手じまいしよう、不動産業者に売ろうと考えている方は読んだほうがいいです。

 また、地域によっては別の不動産詐欺の被害が報告されています。該当地域で似たような契約をされている方、弁護士等に相談したほうがいいかもしれません。

編集長のページ

 今月の記事ですが、いろいろ考えさせられました。

 特に兼業の地主さんに言える部分ですが、地主・家主という職業は借り手がいる場合は借り手に何かが起きない限りは事業的に安泰です。自分で全てやっていると勘違いしてしまうこともあります。でも、その裏では多くの業者に事務作業等で支えられています。

 最初の借り手探しは不動産業者に頼んでいる方が多数だと思います。借り手の方が解約を伝えるのも基本的に地主さんや家主さんではなく、不動産業者のほうが多いですね。

 実際に私は営業部分は不動産会社に頼っています。兼業なのでね。担当者がお調子者というのもあるのであまり言いませんが、いつもありがとうございます。